私はスイッチング受付センターに所属しています。「スイッチング受付センター」って言われてもよくわからないと思いますが、主にお客さまの電気契約の切り替え受付を担当している部署です。私は約50名のスタッフの進捗管理やマニュアル整備など、センター全体の運営を担当しています。お客さまのインフラ利用の「最初の一歩」を迅速かつ正確にサポートしています。

私は水道事業室に所属しています。自治体から委託された水道メーター検針業務の統括を担当し、スケジュール管理やスタッフ指導、お客さま対応など、現場運営の中心的な役割を担っています。

電力業務課や水道事業室は、現場で検針や施工を行うスタッフ、または委託会社とのやり取り・管理が大きな仕事です。私は以前実際に現場に出て電気メーターの検針業務を担当していたこともあり、今は現場の状況や気持ちを理解した上でのコミュニケーションを心がけています。

スイッチング受付センターでは、大人数のオペレーターが正確性を保ちつつ効率を落とさずに業務できるよう、スーパーバイザーが一次対応し、複雑な案件は私が最終判断を下します。スタッフが迷わず安心して業務に集中できる環境を整えることが、正確性を維持するためのチームワークにつながっています。

実際に検針の現場に出ていた時は、お客さまから「暑いのに大変ね、ご苦労さま」と声をかけられたりすると、地域に密着しているなと感じていました。今の業務では、自分たちの管理する「数字の正確さ」が地域の安心と膨大な金額の移動を支えていることに、社会的責任の重さを感じています。

電柱敷地の権利者の登録変更は一つでも間違えると、直接お客さまの生活に影響が出てしまいます。裏方の仕事ではありますが、「絶対にミスは許されない」という緊張感を持って、日々データに向き合っています。その分、大きな責任を果たし、電力の安定供給を支えているという達成感が得られるので、やりがいも感じています。

こうやって話してると、全員がプロ意識を持ってお客さまに「暮らしの安心」という共通の価値を提供してるんですね。